医者もamazonで買う時代?医療分野にamazonが参入して未来はどう変わる?

ブログ

今やamazonといえば世界大手のインターネットショッピング事業を行っている会社ですが、ただの流通事業だけに留まらず最近ではありとあらゆるサービス・事業に着手しています。

リアル店舗として2015年にニューヨークに第一号店が誕生した「Amazon Books(アマゾンブックス)」やプライム会員を対象としたデジタルコンテンツの配信、KindleやAmazon Fire TVなどのオリジナルデバイス、クレジットカードと提携して即時審査が出来るAmazon Master card、生鮮食品や加工食品の配達をするAmazon Freashなどなど・・・・例を出したらきりがないほどです。もはやamazonに売ってないものなどないのではと思うほどの品ぞろえのカバー率とサービスの豊富さです。

このように今日までamazonは商品のバリエーションとデジタルコンテンツの拡大をメイン業績を上げてきましたが、なんと最近になって医療分野の進出に力を注いでるというのです。では具体的にどのような取り組みが行われているのか、それによって我々の医療の未来はどのように変化していくのでしょうか?あのamazonですから、きっと物凄い革新的な事が起こりそうな予感!?

amazonが作った秘密のチーム“1492”って?

現在、amazonは「1492」という名前のチームを作り、医療に関する新たな事業開発に水面下で取り組んでいるとの事です。1492年はコロンブスが初めてアメリカに上陸した年なので、それに因んで名づけられたチーム名なのではと言われています。

シアトルに本部を置くこの1492ですが、主に医療関係のハードウェアとソフトウェアの開発に力を注いでるらしいです。彼らはどのような開発と医療関係の参入を目指しているのでしょうか。

電子カルテの作成・閲覧

病院の医療記録をデジタル化する事で、医師だけでなく患者さんも手軽にカルテを閲覧出来るようになるという事です。これによって医療情報を共有する事ができますし、セカンドオピニオンの際にも大変便利になりそうですね。

・遠隔医療システム
遠隔医療とは医師と患者が距離を隔てたところでインターネットなどの通信技術を用いて診療を行う行為の事です。身近な例で言うとパソコンの画面で相手の顔を見ながら会話をする所謂「テレビ電話」みたいなものだと思ってください。画面越しに患者と医者がやりとりする事により、距離が離れていても診察が可能になるという事です。身体の不自由な方高齢者達にとっては非常に使い勝手がありそうですね。パソコンを持っていなくても同じ事が出来るようにamazonオリジナルの端末もおそらく開発されてるのではないでしょうか。

最近ではAIという人工知能の発展が期待されていますので、amazonもその分野にとても熱心です。amazonが開発したAIスピーカー「エコー」の情報は記憶に新しいですが、そのような自社製品を今後は医療の分野でも活躍させようとする目論見があるようです。

こういった全く新しい取り組みを1492チームは毎日必死に開発してるわけですね。どのような正式発表がなされるのか、その日をワクワクして待ちましょう!

Apple社も同様に医療デバイスの開発へ

テクノロジーと医療の結び付けを目指しているのはamazonだけではありません。iphoneでおなじみのApple社は、Apple Watchを使って人間の健康状態をチェックして管理出来るようになるという取り組みを既に進めているみたいです。

Apple Watchが発売されてから暫くたちましたが、実際にipohneやipadのような普及は出来てないと感じますが、今後このような医療デバイスとしての使い方で重宝される時が来ないとも言い切れませんね。

ニューオーリンズで開かれたアメリカ人工知能学会(AAAI)の会議で、「Apple Watch」の心拍モニターと歩数計を正確な機械学習アルゴリズムと組み合わせることで、かなりの確率で糖尿病のリスクを予測できるという研究結果が発表されたというのだ。このように人間の健康をAIが認識して管理する時代はもうすぐそこまで来ていると言えるでしょう。

しかしAIの分野はまだ発展途上ですし、更に人間の命に係わる事業なのでAIの信ぴょう性と正確性という巨大な問題をクリアするのは非常に長い年月と多大な取り組みが必要になるでしょう。Apple Watchで心拍数を測れたりするのはその長い道のりの第一歩とも言えるでしょう。

AIががんを検知する?

末期患者に残された余命があとどれくらいあるのかを知るのは医者でも難しいと言われていますが、がんなどで死期が近い末期患者に残されたどのくらいあるのかを人工知能=AIが測定可能にするという内容をスタンフォード大学の研究チームが開発したというのです。これにより末期患者やその遺族達にとっての最適なアドバイスになったり・より良い医療サービスの向上にも人工知能が貢献するといういのです。何だか凄い時代になってきましたね!
AIから出てきた結果を元に医者が最終的な判断をすることで効率もあがるでしょうし患者が知りたい情報をより早く伝える事が出来そうですね!

 

更に、レントゲン写真などを元に人工知能がガンの兆候があるかどうかを判別出来るようになりつつあるとも言われています!まだまだ人間の目の方が正確で早いようですが、それでもAIが自動的に判別出来るっていうのは驚きです。人間の顔認証程度の能力かと思っていた人工知能が今も着々と発展していってるという訳です。このようにAIを利用して日々の健康データを管理しながらあらゆる病気の早期発見に繋がれば我々の健康指数は上がっていくのではと思います!

AIに対する国民の考えは?

今後様々な分野で大活躍するであろう人工知能テクノロジーですが、その仕組みや実態はまだ我々の生活圏にまで届いてないというのが実態です。この複雑な仕組みを今後いかに分かりやすい形で国民に提供する事が出来るのかが肝になってくると思います。全くの余談ですが筆者はペッパーくんは可愛いと思うので好きです(笑)その昔、ファービーというお喋り人形が流行しましたが、AI技術が今後発展すれば人工知能を持ったロボットが新しい時代のペットとして普及したりするのでしょうか…少し興味がありますね!

上のグラフは人工知能が今後、医療の診断にどの程度生かされていくと思うかというアンケートの結果を円グラフにしたものです。それぞれの結果はこちら。

 

将来的には医師ではなく人工知能が全ての診断をするようになると思う21.6%
将来的には全てとは言わないまでも人工知能が診断するようになると思う46.5%
医師が人工知能の技術を取り入れながらサポートしていくものになると思う7.7%
人工知能は医療現場ではそこまで活用する事はないのではないかと思う1.8%
人工知能は医療現場では全く活躍しないと思う0.4%
その他17.1%
よくわからない4.9%

およそ半分以上の人が将来的に人工知能(AI)が何らかの形で医療の助けになるのではないだろうかという見解を示しています。意外と肯定的な意見が多い結果になったのは、恐らく『将来的に』という前置きがあってこその結果だと思います。これは人間がAIに対して抱いている期待感の表れとも言えますね!

 

少し角度を変えて『今、もしアナタがAIによる診断と医師による診断と選択できるとしたらどちらを選びますか?』というアンケートならまた違った答えが聞こえてきそうですけどね。(笑)

 

処方箋もamazonで?!

CNBCによると、amazonは処方箋の取り扱いも検討しているとの事です。日本では既に第一種医薬品の取り扱いをしており、利用した事がある人も多いのではないでしょうか。それだけに留まらず今度はなんと処方箋も入手する事が出来るかもしれないとなれば相当なニュースです。どのような形で販売するのかはまだ明らかにされてませんが、恐らく自社店舗のようなものを構えるか大手スーパーやドラッグストアとの提携をするのではないかと囁かれています。何かと面倒な処方箋の受け取りがamazon参入により少しでも楽になれば患者としては大助かりですね。

amazon医療の参入に医療関係の見解は

聞くだけだとメリットだらけのamazon医療の計画ですが、実はそれによって面白くない人達もいるのです。それは何を隠そう医療関係・製薬会社側です。

同じように見えてamazonの医療事業の姿勢はこれまでの医療事業とコンセプトから違います。amazonは人間の日々の体調のデータを元に病気の早期発見を促したり、病気にかからないようにする予防策や提案などをして全体的な健康をサポートするのが目的です。

では、それが実現するとなると未来はどうなるでしょう?健康な人が増えて病気の人が減る→病院に行く人の数が減少する→病院や製薬会社の儲けが減る・・・ここまで言えばわかりますね?このような『健康ビジネス』で稼いでる人達にとっては患者さんの健康をライフスタイルから変えようとしている存在は厄介なのです。

気付かなければそのまま病気になって病院に行く事になるであろう人に対してAIスピーカーが横槍を入れてきたのでは、せっかくのお客さんを取られたと感じるのです。このしがらみをamazonがどうクリアしていくのかも今後の見どころの1つでもあるでしょう。

amazon医療事業で人の健康はどう変わる?!

これまで紹介してきたのは、あくまでも構想段階の話なので最終的にどのような形でamazonが医療業界へメスを入れてくるのかは分かりません。しかし、今までも何かと新しい革新的なアイディアで我々の生活水準を根底から変えてくれたamazonですから、また我々をアッと驚かせてくれるようなサービスになるという期待感はあります。

amazon医療に関してまた何か新しい動きや発表があれば紹介していきたいと思います!