amazonギフト券の買取とキャッシュバック方式での現金化のリスクは？

どうしても現金が手元に必要なときに役立つのがクレジットカードを使用して現金を手に入れるという方法。

この現金化には主なものとして買取方式とキャッシュバック方式というものがあります。

ではどちらのほうがより安全に、より高利率で現金化できるのでしょうか？

そもそも買取方式とキャッシュバック方式って？

買取方式

買取方式とは換金率の高いamazonギフト券などをギフト券買取の専門業者に買い取ってもらうことで現金を手に入れる方法のことを言います。

正直この方法であれば業者を頼らずとも自分で商品を購入し、ネットオークションに出品する等の手順で現金化することはできますが、もちろん換金率が保障はされていませんので一体いくらの現金が手元に入ってくるのか出品している商品が実際に売れてみるまで分かりません。

そのため換金率が保障されている業者を使ったほうが確実に今欲しい分の現金を手に入れることができます。

業者を利用すれば現金化までの流れは非常にスムーズなのですが、買取する業者は「古物商許可証」を持っていないと違反となりますので、買取業者を選ぶ際は注意するようにしましょう。

キャッシュバック方式

キャッシュバック方式とは専門の業者が利用者に無価値な商品をかなり高額な金額で購入させ、キャッシュバックという形式で現金を返金する方法のことを言います。

例えば100円ショップで売っているような玩具を2万円で利用者に購入させ、業者はその買い物に対して1万5千円をキャッシュバックするという手段で現金化させます。

よく通販番組等で目にする「こちらの商品をご購入いただいたお客様にはもれなくこちらの商品もプレゼントしちゃいます！！」と同じだと考えてください。

何かと法律面で不安視されているキャッシュバック方式ではありますが、「商取引」という形式を取っているので一応法律面も過剰に心配する必要はないようです。

ショッピング枠の現金化という点では同意

ここまで紹介した2つの現金化の方法ですが、どちらもクレジットカードのショッピング枠を使用した現金化ということになります。ショッピング枠を使用しているためキャッシング枠がなくてもクレジットカードで現金化することが可能となっています。その一方でショッピング枠の現金化は盗難したクレジットカードの現金化にも用いられる方法になっておりますので、たとえご自身のクレジットカードであってもカード会社によっては警戒され、カードの使用が停止してしまうこともありますので注意が必要です。

ショッピング枠とは？

さきほどから登場しているクレジットカードのショッピング枠という言葉ですが、そもそもクレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠という２つの枠が存在します。どちらも名前のとおりで、ショッピング枠は買い物をする際に用いられるもので、キャッシング枠はお金を借りる際に用いられるものです。

「なんだ、そもそもクレジットカードにはキャッシング枠という実質現金化できるようなシステムが設けられているじゃないか」と思うかもしれません。しかし、クレジットカードのキャッシング枠というものはショッピング枠にくらべて限度額が大幅に少ないので思うような金額を手にすることが難しいです。

では、この2つの現金化方式は何が違う？

どちらもクレカの同じ枠を現金化する形式のものですが、何が違うのでしょうか？

それは換金率の高さと相場の有無です。

換金率はamazonギフト券の換金率のほうが高い

amazonギフト券をギフト券買取業者に買取してもらうとその換金率は８５％～９３％のことがほとんどですが、キャッシュバック方式となると各種手数料などが取られるのでその換金率は８０％と低くなってきます。そのため、換金率で考えるとamazonギフト券の買取のほうが換金率の良い現金化といえるでしょう。

ギフト券には確かに相場が存在する。

amazonギフト券には売買サイトが存在し、そこには確かに相場が存在します。

ギフト券の買取業者は売買サイトでの相場も踏まえて買取率を決定しているため安定して90％近い買取率が実現します。

また、ギフト券という実際に価値のあるものを業者に売っているため利用者にも安心が生まれるかと思います。

それに対してキャッシュバック方式では実際に価値のあるものは取引上に出現しません。キャッシュバック方式上ではたとえほぼ無価値なものであっても商品を購入したという行為が重要なのであって、実際には誰もその商品を欲しているわけではないからです。そのため換金率は業者の言いなりになるしかなく、時にはかなり低い換金率を提示されることもあるようです。

買取とキャッシュバック、どちらがリスキー？

ではamazonギフト券とキャッシュバック方式ではどちらのほうがリスクが大きいのでしょうか？

振込みまでが早いのは？

まず、現金が振り込まれるまでの時間についてです。ギフト券の買取業者は一般的に買い取ったギフト券が既に使用されている等の不正なものではないのかを確認する必要があるため現金の振込みまでに時間を要する場合も多く見うけられます。

一方キャッシュバック方式ですと特に確認作業を要しませんので、ものの5分ほどで現金が振り込まれることもあるようです。

安心面は？

次に現金化の際に使用するクレジットカードの安全性に対するリスクです。

キャッシュバック方式の場合、業者にクレジットカードのカード番号等の情報を渡す必要があるため詐欺業者に当たってしまうと情報だけが抜き取られる場合もあります。また、クレジットカードの信販会社はカードを使用した換金目的の行為を禁止していますのでセキュリティの強い会社のカードだと現金化の後、クレジットカードの利用ができなくなることもあるようです。

そして何より、キャッシュバック方式は「商取引」という形式を取っていますが法律的にグレーなことに変わりはありません。法律上では「出資法違反」として扱われ、摘発される会社も少なくありません。

一方amazonギフト券の買取業者ですが、渡すのはギフト券の情報のみなので特にクレジットカードの情報が抜き取られるという心配がありません。また、クレジットカード会社からしてもただamazonギフト券を買っているだけなので、不自然なほど高額なギフト券を購入しない限りは特にカードを止められる必要もありません。そして何より、ただギフト券業者に買取をしてもらうというだけですので法的な心配もする必要はほとんどありません。

買取方式でも注意するべきことが･･･。

これまでの情報から確かにスピードこそ劣りますが、その安全面と換金率の高さからamazonギフト券を用いた買取方式の現金化のほうがオススメできることは確かです。しかし、買取業者にギフト券を買い取ってもらう際に気をつけたいことが何点かあります。

• 購入するタイプに注意

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• 昨今amazonギフト券には様々なタイプがあります。コンビニ等で見かけるカードタイプや自身で印刷する印刷タイプ、amazonからメールにて送られくるEメールタイプ、アカウントに直接加算されるチャージタイプなど様々ですが、特に業者に好まれるのはEメールタイプのようです。タイプによってはホームページ内に記載されている買取率よりも低い価格を提示されたり、そもそも買い取ってもらえなかったりするようなので要注意です。

購入した後も注意

amazonギフト券は自分のアカウントに登録してしまうと他人が使うことはできなくなってしまいます。

そうなるともちろん業者に買取をしてもらうこともできなくなってしまいますので、購入したギフト券には手を触れないようにしましょう。