Amazonギフト券を巡ってTwitter上で詐欺が行われているという件についてご存知でしょうか。
Amazonギフト券はアマゾンで買い物するときに非常に便利なこともあり、プレゼントしてもらえるとかなり嬉しいですよね。
アマギフと略されて呼ばれることが多いですが、そのアマギフがTwitter上で詐欺に利用されていると言うのです。
TwitterでのAmazonギフト券詐欺の種類
Twitterはたくさんの方々が利用しているSNSツールですが、そのTwitterを利用して詐欺などを行っているケースが近年増加しております。
普段なにげなく利用しているTwitterの裏で実は恐ろしい事件や犯罪の温床になっているというのです。
では、具体的にどのような詐欺があるのでしょうか。
インターネット検索にて主に以下のような情報を得ることができました。
出会い系詐欺
女性のアカウントにて男性を誘い出し、何度かメッセージのやりとりをする中で「お金がない」という理由でamazonギフト券を要求するというものです。
出会いを仄めかし、会う約束を取り決めた段階になってから金欠をアピールしてくるので男性側としては「出会えるのであれば少しのお金くらいは助けてあげても良いか」という気持ちになるのです。
しかし、実際には出会える事はなくamazonギフト券を送信した時点でアカウントの削除や相手のアカウントのブロックなどの方法で連絡を絶たれます。
さらにあくどい事に、このような出会い系詐欺の女性アカウントは架空のものであり実際は男性が女性になりすましているというパターンが殆どです。
このような詐欺を完全に個人で行っている場合もありますし、会社で行っている場合もあります。その際は女性アカウントから有料の出会い系アプリなどへの登録を要求されます。
写真・動画販売系詐欺
こちらも架空の女性の写真をアカウントのアイコンに表示させる「なりすまし」によるもので、自分で撮影した猥褻な写真や動画を販売するという名目でamazonギフト券を要求するという手口です。
アカウントの信憑性をもたせるために男性の興味をそそるような内容の投稿をしていたり、ちょっとした写真や動画を送って「続きは有料」という感じで誘導する場合もあります。
amazonギフト券を送ったとしても以降の返信は無く、amazonギフト券は既に使われてしまっているという事態になります。
魅力的な女性の写真や動画を用いて男性を騙すというのは詐欺犯の常套手段です。
プロフィール欄にアダルトサイトのURLリンクを貼って「サイト内で私の写真や動画の一覧が見れる」という嘘で無料登録をさせ、登録させた電話番号やメールアドレスに後日ウソの架空請求を行います。
その際の支払い方法にもamazonギフト券を勧める事もあります。
レア商品の売買に関する詐欺
Twitterでは個人間で商品の売り買いや交換が頻繁に行われており、早い番号のコンサートチケットやコンビニの一番くじの景品、売り切れ続出のゲーム機など。
メルカリなどのフリマアプリを利用するよりも買い手がつくものも多く、煩わしい取引のルールなどもないのでTwitterにて「取引専用アカウント」を作成して売買や交換を行うという方も多いです。
特にデジタルネイティブ世代の10代・20代などの若い層が多く、それが故に詐欺に巻き込まれる事も多いようです。
「提示された金額のamazonギフト券を送ったのに商品が送られてこず、売り手のアカウントに確認しようと思ったら既に退会済みだった…」という様な具合です。
好きなアイドルの握手券やアニメ作品の限定グッズなど、必死に応援している対象に関する取引となると周りが見えなくなってしまう方もいるかもしれませんが、基本的にTwitterでの売買は危険であるという事を覚えておきましょう。
高額当選を偽った詐欺
「高額商品が当選しました！」という偽りの内容のメッセージを送り、送料や手数料と称してamazonギフト券を先に送らせるという詐欺です。
当選品は数十万単位である事が多いので、「数千円のamazonギフト券を送るだけで良いならお得だ」と思わせて騙し取るのです。
「当選品を受け取る権利は数時間の間にamazonギフト券の送信が確認できなければ他のアカウントに移ります」というような感じで言葉巧みに促してきますが、応募してもいない商品の当選に関するメッセージは嘘ですので相手にしないのが良いでしょう。
アカウント凍結を利用した詐欺
「貴方のTwitterアカウント凍結を防ぐ為にお金を支払って下さい」というような通称「凍結屋」による詐欺被害が昨今問題になりました。
凍結屋が大量に入手したアカウントを使って特定のアカウントに通報を行い、実際にそのアカウントを凍結させたりもするので詐欺よりも悪質です。
フォロワー数が多いようなアカウントが狙われる傾向にあり、そのような方々は凍結を恐れてお金を払ってしまう事もあるという事です。
しかし、仮にお金を支払ってしまうと更にゆすられる対象となるだけなので絶対にやめましょう。
Twitter社ではそのような悪質な凍結屋アカウントの取締りを強化しており、不正に凍結させられたものに関しては問い合わせる事で復活できる場合があるようです。
TwitterでAmazonギフト券詐欺に遭わない術
Twitterアカウントは気軽に作成する事ができ、匿名で利用する事ができます。
また、アカウントを退会した場合はその後のコンタクトは一切とれなくなるので犯罪やイタズラなどが横行しやすいです。
また、お金を騙し取る場合も銀行振込では相手側にも振込情報が残ってしまうのですがamazonギフト券の場合は登録先のアカウントの情報を知る事はできません。
これらの事からTwitter上では詐欺が起こりやすいのです。
少しでも被害の可能性を減らすためには、以下のような事に留意しておく必要があります。
- amazonギフト券のやりとりは絶対にしない
- 知らないアカウントからのDMは無視する
- 出会いや不純な目的で利用しない
- 懸賞に応募している場合は内容を把握しておく
- 副業などの誘いには乗らない
- 取り立てなどには構わない
Twitterで詐欺にあったamazonギフト券は取り返せる？
残念ながらTwitterにて騙しとられたamazonギフト券は取り返せないと思って良いでしょう。
先程の説明にあったように、まず相手のTwitterアカウントが退会されてしまうと連絡を取ることができなくなります。
そして、騙し取られたamazonギフト券はどのアカウントに登録したか分かりません。
アマゾン側はシステム的に把握できる状態にはあるとは思いますが、個人的な理由で第三者にamazonギフト券の登録先の情報を開示する事は無いのです。
何かしら法的な所からの要請があった時のみ応じるという事です。
なので、いくら頼み込んでも「こちらからは対応しかねるので、警察や最寄りの消費生活センターにご相談下さい」と対応されます。
ただし、それでも最終的には具体的な解決になる事は殆どありません。
確かに詐欺は犯罪ですが、数千円や数万円程度の額では警察は捜査しない事が多いからです。
Twitter側も同様で、呼出状や裁判所命令などの法律に応じた有効な法的手続きをしなければアカウントの情報開示はしてくれません。
そもそも開示請求をするには印紙代や弁護士費用等で数十万かかりますし、時間なども費やさなければいけないので誰もが気軽にできるものではありません。
やはり詐欺に遭う前の段階で各々が気をつけるのが最善策と言えるでしょう。
Amazonギフト券買取に関する詐欺もある
Twitterでいろんな人の書き込みを見ていると、どうやらアマギフ買取詐欺に遭ったという人もいるようです。
amazonギフト券は換金性が高くいので専門に買取を行っている「買取サイト」というものがあるのですが、その業者に騙されたという人もいるということです。
手口としては「振込された金額が違う」というケースや、「買取金の振込みすらしてもらえなかった」という報告もあります。
このような詐欺業者はホームページの見かけで判断するのが難しく、掲載されている買取率も非常に高い数字となっています。
やはり、ちょっとでも高く買取してもらいたいのが利用者の心情だと思いますので、特に初心者の方は買取相場がわからずに単純な数字の高さだけで判断してしまうのです。
amazonギフト券を買取してもらう際には安心して利用できる優良業者を選択する必要があり、その中でも弊社「買取バイカ」は指折りの老舗サイトです。
詐欺サイト・悪質サイトの撲滅と、１人でも多くの方が満足のいく買取体験をしていただけるように「買取バイカ」は真摯に運営しております。
Amazonギフト券を不正利用されない為に
amazonギフト券を購入し、使用する時にたまに起こるといわれている「ロック」ですが、これにはいくつかの理由があります。
最初は面を食らうかもしれませんが、これはセキュリティ対策でもあるのです。
これからamazonギフト券についてとそのロックについて説明していきます。
ロックされる原因
このギフト券がロックされるのは主に二つの原因によるもので、それはギフト券自体が不正である場合と不正の疑いがある場合に分かれます。
これは現在ネット上で使われるギフト券の詐欺や不正利用が多発しているといったことが背景にあります。
そうしたことを未然に防ぐためにこのようなロック機能が組み込まれているのです。
ギフト券自体が不正である、というのはその使われた券が詐欺などを理由に被害届が出されたものであったり、偽造されたクレジットカードで購入したものであったりした場合に判断されます。
不正の疑いがある、というのはamazon側がランダムにギフト券にロックをかけていて、その券に当たってしまった場合に起こります。
このようなロックは主にコンビニで売られているカードタイプのものにかけられていることが多く、その理由はギフト券を使った詐欺被害を未然に防ぐためといわれています。
ロックにかかってしまったときはどうすれば良いのか
もしも不正利用をしていないのにロックがかかってしまった場合は、Amazonに電話などを使い直接問い合わせることで解除をすることが可能です。
また電話先で詳細を確認する必要がありますが、主に必要となりやすいのがギフト券の実物やその写真、購入した際のレシート、購入した店の名前や場所、日時などです。
これらをamazon側に説明し、解除を依頼をすると早くても一日二日後には利用可能になります。
これらの方法はカードタイプのものには適用されやすいのですが、中には解除のしにくいものもありそれがEメールタイプのギフト券です。
その理由はEメールタイプのものにロックがかけられている場合、それを購入した際に使われたクレジットカード自体に問題がある可能性が高いからです。
もしも不正利用の心当たりが全くないのにEメールタイプのギフト券にロックがかけられた場合はこちらもamazon側に再度問い合わせてみてください。
他に何か問題が起こってしまった場合もamazon側に問い合わせることで解決に向かうことがあります。
例えば上記に書いたTwitterでamazonギフト券を詐欺された…等。
問い合わせる場合はamazonカスタマーサポートが特におすすめです。
このカスタマーサポートは消費者からの問題にいち早く相談し解決してくれるところです。
なにかトラブルに遭ってしまった場合はまずここに相談してみましょう。
TwitterでのAmazonギフト券詐欺！まとめ
・Twitter上で不正にアマギフを入手しようとする詐欺もある
・怪しいアカウントや業者には注意する
・アマゾン買取詐欺も存在する
・amazonギフト券を不正利用でロックされたらAmazonに問い合わせをする。
アマギフ詐欺はいろんな手口がありますが、中にはアマギフを不正に手に入れようとTwitterを利用して様々な手口で騙そうとしてきます。
怪しいアカウントには注意し、見つけ次第Twitterの運営に通報するなどの対応を心がけましょう。
さらに、アマゾンギフト券買取詐欺もあるので、悪質業者には十分に気をつけてください。
