

結論、Appleギフトカードはアップルペイでは使えません。
ウォレットアプリにAppleアカウント残高があるので、アップルペイで使えると思っている人も多いです。
この記事では、Appleギフトカードが使えない理由を初心者にも分かりやすく解説します。
更に「どうしてもAppleギフトカードをアップルペイで使いたい!」という人の為の裏技も掲載しているのでぜひチェックしてみてください。
【結論】Appleギフトカードはアップルペイで使えない
結論、Appleギフトカードはアップルペイでは使えません。
理由は以下のとおりです。
理由①Appleアカウント残高はAppleのサービスにしか使えない
Appleギフトカード(Appleアカウント残高)は以下の使い道があります。
| 使い道 | 具体例 |
|---|---|
| Apple製品の購入 | ・iPhone ・iPad ・Mac ・AirPodsなど |
| デジタルコンテンツ | ・App Store(アプリ購入・課金) ・iTunes Store ・Apple Books |
| サブスクリプション | ・iCloud+ ・Apple Music ・Apple TV+ ・Apple Arcade ・Apple One |
| その他 | ・AppleCare+ ・修理代金など |
つまり、AppleギフトカードはApple関連の商品やサービスにのみ利用できます。
アップルペイのように、コンビニやECサイト等でAppleギフトカードは使えません。
理由②AppleStore実店舗はアップルペイに非対応
AppleStore実店舗はアップルペイに対応していません。
ただし、ウォレットアプリからAppleアカウント残高を使っての支払いは可能です。
- 電源ボタンを2回押す
- Appleアカウントをタップ
- 端末をリーダーにかざす
- 支払い完了
ウォレットアプリから支払をしているので勘違いしやすいですが、上記の支払いはアップルペイとは無関係です。
つまり「Appleアカウント残高払い」と「アップルペイの決済システム」は全くの別物です。
Appleギフトカード・アップルペイ・ウォレットアプリの違い
| 名称 | 概要 | 用途 |
|---|---|---|
| Appleギフトカード | プリペイドカード | Apple関連商品の支払い |
| アップルペイ | 電子決済サービス | コンビニ・オンラインでの支払い |
| ウォレットアプリ | デジタル財布 | ・クレカの管理 ・Apple残高の管理 ・チケットの管理 ・アップルペイの利用 |
Appleギフトカード・アップルペイ・ウォレットアプリの違いを解説します。
それぞれの性質を理解することで、Appleギフトカードがアップルペイで使えない理由がより鮮明になります。
Appleギフトカードとは
Appleギフトカードとは、アップル製品やサービスの支払いに使えるデジタルギフトカードです。
AppleギフトカードはAppleアカウントにチャージして使えるほか、コードのままでも支払いに充てられます。
| アカウントにチャージして残高払い | コードのまま支払い | |
|---|---|---|
| Apple Store (サイト・直営店・アプリ) | 〇 | 〇 |
| App Store | 〇 | × |
| iTunes Store | 〇 | × |
| Apple Books | 〇 | × |
| ゲーム課金 | 〇 | × |
| サブスクリプション | 〇 | × |
また、ウォレットアプリにはAppleアカウントを登録できます。
- ウォレットを起動
- 「+」マークをタップ
- Appleアカウントでサインイン
ウォレットアプリにAppleアカウントを登録しておけば、そこから残高の確認や支払いが可能です。
※AppleStore直営店でのみ利用可能
ただし、ウォレットからAppleアカウント残高払いをしてもアップルペイとしては扱われません。
参照:「Apple Gift Card、App Store Card、またはApp Store & iTunesギフトカードの使い方」
アップルペイとは
アップルペイとは、非接触決済やネット決済を行う仕組みのことです。
iPhone・Apple Watchから専用の読み取り機にタッチするだけで支払いが可能です。
アップルペイに対応しているカードは以下のとおりです。
- クレジットカード
- デビットカード
- プリペイドカード
- 交通系ICカード
Appleギフトカードはアップルペイには対応していません。
なので、ウォレットアプリ内には「アップルペイが使えるカード」と「アップルペイが使えないカード」が存在します。
参照:Apple「Apple Pay – Apple(日本)」
ウォレットアプリとは
ウォレットアプリとは、カード類などを管理できるiPhoneのアプリです。
ウォレットアプリでは以下のものを登録・管理・利用できます。
| 種類 | 詳細 | アップルペイ |
|---|---|---|
| クレジットカード デビットカード | ・Visa ・MasterCard ・JCB ・Amex | 〇 |
| 交通系ICカード | ・Suica ・PASMO ・ICOCA など | 〇 |
| 電子マネー | ・nanaco ・WAONなど | ×(非接触決済は可能) |
| Appleギフトカード | ・アカウント残高 | ×(非接触決済は可能) |
| ポイントカード | ・Tポイント ・dポイント ・Ponta など | × |
| チケット | ・航空券 ・新幹線チケット ・映画チケット ・入場券 など | × |
| デジタルキー | ・車やオフィスの鍵 | × |
| 身分証明書 | ・マイナンバーカード | × |
※電子マネー・Appleアカウント残高の非接触決済は対応する店舗でのみ可能
アップルペイのタッチ決済に対応しているカードを使う際はアップルペイ支払いとなります。
Appleギフトカードはアップルペイのタッチ決済に対応していないので使えません。
Appleギフトカードをアップルペイで使う裏技
冒頭でも解説したとおり、Appleギフトカードはアップルペイに非対応です。
ですが、以下の裏技を使えば間接的にAppleギフトカードをアップルペイの支払いに充てることができます。
詳しい手順を以下にて解説していきます。
①Appleギフトカードを現金化
アップルペイで使えるように、Appleギフトカードを現金化しましょう。
Appleギフトカードを現金化する方法は以下のとおりです。
- 買取サイト
- 金券ショップ(一部)
- ヤフオク
おすすめのAppleギフトカード現金化方法は「買取サイト」です。
なぜなら、スマホ1つで24時間いつでも即日現金化が可能で、換金率が高いからです。
買取サイトとは、Appleギフトカード・Amazonギフト券などのデジタルギフトカードの買取をおこなっているオンラインサイトのことです。


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②現金を交通系ICにチャージ
Appleギフトカードを現金化したら、交通系ICカードにチャージします。
- 駅の券売機
- コンビニ(ATM/レジ)
- バス車内
登録している交通系ICカードによってチャージ可能場所・方法が異なりますので事前に確認しておきましょう。
③交通系ICなどのアップルペイで支払う
チャージ完了後、アップルペイで交通系ICカードを使います。
交通系ICカードが使える場所は以下のとおりです。
- 電車・バス
- コンビニ/スーパー/飲食店など
- 自動販売機
- 駐車場
- コインロッカー
- 役所・病院(一部)
【まとめ】Appleギフトカードを現金化すればアップルペイで使用可能
Appleギフトカードはアップルペイでの支払いに対応していません。
ウォレットアプリにあるAppleアカウント残高はAppleStore直営店で使えますが、アップルペイ支払いではありません。
どうしてもAppleギフトカードをアップルペイで使いたいという場合は、Appleギフトカードを現金化して交通系ICカードにチャージした上で利用できます。









