デジタル方式のギフト券として長い歴史を持つitunesカード。
使用した事がない人でもitunesカードが大体どのようなものかは予想が出来ると思います。
しかし、itunesカードとは別にApple Store ギフトカードというものが存在しているってご存知ですか?
それぞれどのような違いがあるのか、はたまた同じものなのでしょうか?
買取業者を使って現金化する際に便利なのはどちらのカードなのでしょう?
App Store & iTunes ギフトカード
一般的に我々がitunesカードと呼んでいるものは正式にはApp Store & iTunes ギフトカードと呼ばれます。
App Store、iTunes Store、または Apple Booksでのお買い物の際に使用する事が出来ます。
以前はApple Musicの支払いに使用出来る「Apple Musicギフトカード」と、iTuneなどのデジタルコンテンツの購入に使用出来る「itunesカード」の2種類が存在していたのですが、
その2つが一緒になったのがApp Store & iTunes ギフトカードなのです。
Apple Music
定額制の音楽配信サービスが「Apple Music(アップルミュージック)」です。
iphoneやパソコンはモチロンの事、Android端末でも利用する事が出来ます。
Apple Musicにはおよそ5000万曲が収録されており、Apple Musicの会員はその全てを好きな時に好きなだけ楽しむ事が出来ます。
料金プランは以下のようになっており、お支払いにはApple IDと紐づけされたクレジットカードやキャリア決済の他、App Store & iTunes ギフトカードが利用出来ます。
これにより、クレジットカードを持たない層や手軽に利用したい層への間口が広がっています。
料金 | 備考 | |
---|---|---|
個人向けプラン | 月980円 | 初回登録時は3カ月無料(全プラン) |
ファミリープラン | 月1480円 | 家族が6人までアクセスできる |
学生プラン | 月480円 | 在学証明が必要 |
例えば学生の場合、月額料金は480円なので
App Store & iTunes ギフトカード4800円分を利用するとApple musicが10か月利用出来るとうい計算になります。
年間登録ではなくて一か月毎のお支払いなので無駄に払いすぎる事がなくて良いですね。
App Store&itunes
iPhoneやiPad、iPod touchなどの端末用アプリケーションソフトウェアの提供を行っているのがApp Storeだ。簡単に言うとスマホアプリを売っている場所がそう。
Appleの審査を通ったアプリのみがApp Storeに登録され、我々がダウンロードして使用する事が出来ます。
App Store以外でアプリの販売、ダウンロードは出来ません。
itunesは既に皆さんお馴染みとは思いますが、音楽をダウンロードにて購入するサービス。音楽だけでなく映画や書籍なんかも同様に購入して楽しむ事が出来ます。
これらのデジタルコンテンツを購入する時にApp Store&itunesカードを購入して自身のアカウントにチャージして購入します。
App Store & iTunes ギフトカードの額面
購入出来る金額は“金額固定タイプ”と“バリアブルカード”があります。
カードタイプとEメールタイプ
コンビニや家電量販店で買えるものはカードタイプ、itunes storeから購入出来るのがEメールタイプです。
それぞれタイプは違いますがitunesギフト券としての用途は同じです。
単純にお好きな方を購入するのが良いでしょう。
例えば、今コンビニの目の前にいるのであればカードタイプを買うのが一番簡単ですし、パソコンでitunesを使用していて登録もされている状態ならEメールタイプの方が便利です。
また、購入時のお支払い方法が違います
カードタイプを店頭で購入する場合は基本的に現金払い
オンラインストアからEメールタイプを購入する場合は、Apple IDに登録されたクレジットカードでの支払いになります。
Apple Storeギフトカード
そしてもう一つ、Apple Storeギフトカードというものが存在します。
Apple Storeギフトカードの用途
Apple Storeギフトカードの用途について、アップルでは以下のような説明がされています。
Apple Store ギフトカードは、オンラインの Apple Store や Apple Store 直営店でのお買い物にご利用いただけます。
この説明を聞いて最初はあまりピンときませんでした。
凄く簡単な説明に変換するとこうです
App Store & iTunes ギフトカード・・・・アプリや音楽・電子書籍などのデジタルコンテンツのダウンロード
Apple Storeギフトカード・・・・・・・・MacやiPhoneといったハードウェアや関連アクセサリの購入
どうでしょう、これで分かり易くなったと思います。
デジタルコンテンツを販売しているApp Storeとアップル製品を販売しているApple Storeというのは全く別のものなのに名前が似ているから非常にややこしいのです。
どうして双方もう少し分かり易い名前にしなかったのでしょうか…
Apple Storeギフトカードの使い方
Apple Storeギフトカードはアップルのオンラインストア&Apple Storeの直営店などで使用する事が出来ます。
家電量販店などでのアップル製品の購入には使用出来ません。
オンラインストアでアップルストアギフトカードを使用する場合、支払い方法でApple Storeギフトカードを選択し、PINコードを入力して支払いに適用させます。
itunesカードのようにアカウントにチャージして使うのではなくて、購入ごとにPINコードを入力します。
Apple Storeギフトカードの残高が無くなるまでそのPINコードを使用する事が出来ます。
Apple Storeギフトカードは買取している?
itunesカードと違ってApple Storeギフトカードの買取を行っている業者は非常に少ないです。
買取率も大よそですが70%程のようですので、itunesカードよりも買取率は低くなっているようです。
どうしても使い道が無いという場合を除いて、なるべくapple storeで何かしらの商品の購入に充てた方が損は少ないと思われます。
~Apple Store取り扱い商品一例~
まとめ
『Apple Storeギフトカード』と『App Store & iTunesカード』
それぞれ名前こそ似ていますが使い道が違う事が分かりました。
購入する際には間違えずに良く注意して購入して下さいね。
また、買取業者を利用してApple Storeギフトカードを換金する際には買取率は非常に低くなってしまうようです。